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観光案内

西山公園

5月上旬。西山公園は、約4万3千株のつつじが植えられた日本海側一のつつじ公園。赤、白、紫色の花をつけたつつじを背景に多彩なイベントが繰り広げられ、つつじそば、タケノコ茶屋、特産品即売などが開店。見頃は5月中旬まで。

植田家長屋門

植田家は代々鯖江藩家老の家柄。今も旧藩時代の面影を残す唯一の建物。近くには、鯖江藩主間部公ゆかりの松阜神社があります。境内には岐阜県旧徳山村から三社殿が移築されています。

萬慶寺

曹洞宗大本山永平寺の直末寺で鯖江藩主・間部公のぼだい寺。7代藩主間部詮勝(あきかつ)の筆による天井墨絵「風神」「龍神」「雷神」は有名で市指定文化財にもなっています。

越前漆器伝統産業会館

鯖江の東部、河和田は「漆器の里」で1500年の伝統があります。優雅さと堅牢さで知られ、国の伝統的工芸品の指定を受けています。「うるしの里会館(越前漆器伝統産業会館)」は漆器の歴史や製造工程を紹介、展示即売場もあり、地元伝統工芸士による実際の作業工程も見学できます。蒔絵のパネルをはめ込んだ格天井和室は見事です。

越前漆器

起原は古く6世紀にまで遡ると伝えられています。第26代継体天皇が幼少の頃の御冠の塗り替えを、河和田の郷の塗師に命じたところ塗師が、手塗の黒塗の食器を献上しました。その光沢の見事さに深く感銘され奨励されたのが越前漆器の始まりと伝えられています。挽物はトチノキ、ミヅメ、欅等を立木挽きします。塗りは花塗(塗立)が特徴です。堅牢な下地づくりに塗重ねた光沢と優雅なつくりには定評があります。主産地の名をとり、河和田塗としても知られています。